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光電話のアナログ戻し方法を完全解説|手順・費用・番号引き継ぎの条件まで徹底ガイド

光電話からアナログ回線に戻す「アナログ戻し」は、NTTに116で電話し工事日を調整するだけで完了します。費用は無派遣工事なら2,200円、派遣工事でも最大13,200円程度です。ただし、2025年開始の「双方向番号ポータビリティ」制度によりアナログ戻し自体が不要なケースも増えています。

目次

【結論】アナログ戻しの要点まとめ

手続き先 NTT東日本またはNTT西日本(固定電話から116 / 携帯から0120-116-000)
費用目安 無派遣工事:2,200円〜3,300円 / 派遣工事:8,250円〜13,200円
所要期間 申し込みから約1〜2週間(繁忙期は最大1ヶ月)
番号引き継ぎ NTT発番の番号のみ可能。光電話で新規発番された番号は引き継ぎ不可
2025年新制度 双方向番号ポータビリティ開始で、光コラボ間の乗り換えならアナログ戻し不要に

アナログ戻しの基本情報

項目 内容
正式名称 NTT加入電話の再開(利用休止からの復活)。「アナログ戻し」は通称であり正式なサービス名ではない
提供事業者 NTT東日本(東日本エリア17都道県)/NTT西日本(西日本エリア30府県)
問い合わせ先 固定電話から:116(局番なし)/ 携帯電話から:0120-116-000(NTT東日本)、0800-2000116(NTT西日本)
受付時間 午前9時〜午後5時(年末年始12/29〜1/3を除き、土日祝も受付可能)
Web申込先 NTT東日本:web116.jp / NTT西日本:ntt-west.co.jp
関連する月額料金 アナログ回線(加入電話)の月額基本料:約1,870円(住宅用・プッシュ回線の場合)
電話加入権 以前に取得した休止票があれば再開可能。新規に電話加入権を取得する場合は施設設置負担金39,600円が必要(加入権なしプランのライトプランもあり、月額基本料が約300円割高)

アナログ戻しとは?基礎知識をわかりやすく解説

「アナログ戻し」とは、光回線を利用した電話サービス(ひかり電話、光電話(N)、ホワイト光電話など)から、NTTの従来型アナログ回線(加入電話)に切り替える手続きのことです。正式なサービス名称ではなく、通信業界やユーザーの間で使われる通称ですが、プロバイダ乗り換え時にこの手続きが必要になるケースがあるため、広く知られるようになりました。

光電話は光回線のインターネット接続を前提としたIP電話サービスです。つまり、光回線を解約するとセットで光電話も使えなくなります。このとき、長年使ってきた固定電話番号を失いたくない場合に「アナログ戻し」を行い、一旦NTTのアナログ回線で電話番号を引き受ける形になるのです。

ただし、ここで重要なのは「すべてのケースでアナログ戻しが必要とは限らない」という点です。2019年に始まった事業者変更制度、そして2025年1月に開始された双方向番号ポータビリティ制度により、アナログ戻しをせずに電話番号を引き継げるケースが大幅に増えています。この記事では、アナログ戻しが本当に必要なのかの判断基準から、実際の手順、費用、注意点までを網羅的に解説します。

アナログ戻しが必要なケース・不要なケース

アナログ戻しが必要なケース

アナログ戻しが必要になるのは、主に以下のような状況です。まず、光コラボレーション(光コラボ)以外の独自回線サービスから他社へ乗り換える場合です。具体的にはNURO光やauひかり、eo光などの独自回線を解約し、別の光回線サービスに移る場合、電話番号を引き継ぐにはアナログ戻しが必要となります。

また、光回線自体を完全に解約して固定電話だけを残したい場合もアナログ戻しが必要です。例えば「インターネットはスマホだけで十分だが、固定電話番号は仕事で使うので残しておきたい」というケースがこれに該当します。光回線の解約に伴いドコモ光の解約方法eo光の解約方法を調べている方は、固定電話の扱いも事前に確認しておくことが重要です。

アナログ戻しが不要なケース

一方で、以下のケースではアナログ戻しは不要です。光コラボ同士の乗り換え(事業者変更)であれば、電話番号はそのまま引き継げます。たとえばドコモ光からソフトバンク光へ、あるいはビッグローブ光からSo-net光プラスへの乗り換えなどが該当します。事業者変更制度を利用すれば、光回線も電話番号もそのまま移行できるため、アナログ戻しの工事費も不通期間も発生しません。

さらに、2025年1月に開始された「双方向番号ポータビリティ」制度は大きな変化をもたらしました。従来はNTT発番の電話番号しか他社に持ち出せませんでしたが、この新制度により、光電話で新規に取得した番号であっても、対応事業者間であれば番号を持ち運べるようになっています。自分のケースが該当するかどうか、まずは乗り換え先の事業者に確認するのがおすすめです。

なお、光回線の乗り換えに伴い、プロバイダのメールアドレスを維持したい場合は、別途対応が必要になります。詳しくは光回線の乗り換えでメールアドレスを残す方法をあわせてご確認ください。

電話番号を引き継げる条件|発番元の確認方法

アナログ戻しで最も重要なポイントが「自分の電話番号がNTT発番かどうか」です。NTT発番の電話番号とは、もともとNTTの加入電話(アナログ回線やISDN回線)を契約した際に取得した番号のことを指します。この番号であれば、アナログ戻しによって元のアナログ回線に復帰させることが可能です。

一方、光電話を新規契約した際に発番された番号(光電話発番)の場合は、アナログ回線に戻すことができません。光回線の解約と同時に電話番号も消滅してしまいます。ただし、前述の双方向番号ポータビリティ制度の対象であれば、光電話発番の番号でも他社への持ち運びが可能になりつつあります。

自分の電話番号がNTT発番かどうかを確認するには、NTTに直接問い合わせるのが最も確実です。固定電話から116に電話するか、携帯電話から0120-116-000(NTT東日本)または0800-2000116(NTT西日本)に電話してください。オペレーターに「アナログ戻しが可能な番号か確認したい」と伝えれば、発番元を調べてもらえます。また、以前に加入電話を契約していた際の「休止票」が手元にあれば、NTT発番であることの証拠になります。

アナログ戻しの具体的な手順【5ステップ】

ステップ1:発番元と番号引き継ぎの可否を確認する

まずNTTに電話し、自分の電話番号がアナログ戻し可能かどうかを確認します。NTT発番であること、そして利用休止中の加入電話の権利が残っていることが条件です。この段階で不明点があればオペレーターに遠慮なく質問してください。受付時間は午前9時〜午後5時で、土日祝も対応しています。

ステップ2:NTTにアナログ戻しを申し込む

確認が取れたら、そのままNTTにアナログ戻し(加入電話の再開)を申し込みます。申し込み時に必要な情報は、契約者名、現在の電話番号、設置場所の住所、希望の工事日などです。電話加入権の休止票がある場合は手元に用意しておくとスムーズです。Web申込も可能ですが、電話のほうが疑問点をリアルタイムで解消できるため、初めての方には電話申し込みがおすすめです。

ステップ3:工事日を調整する

NTT側で申し込み内容を確認後、工事日の調整連絡が入ります。無派遣工事(NTT局内のみの作業で完結する場合)であれば、立ち会い不要で比較的早く完了します。派遣工事(自宅に作業員が来て屋内配線工事を行う場合)の場合は、立ち会いが必要となるため、都合のよい日時を伝えましょう。繁忙期(引越しシーズンの3〜4月など)は予約が取りにくくなるため、早めの申し込みが賢明です。

ステップ4:工事の実施

工事当日、派遣工事の場合は作業員が自宅を訪問し、屋内配線の確認・接続作業を行います。所要時間は通常30分〜1時間程度です。無派遣工事の場合は、指定された日時にNTT局内の切り替え作業が完了し、自動的にアナログ回線が開通します。工事が完了すると、自宅の固定電話機をモジュラージャックに接続すれば通話が可能になります。

なお、工事の前後で一時的に電話が使えなくなる期間(電話不通期間)が発生します。多くの場合は数時間〜1日程度ですが、スケジュールによっては2〜3日程度かかることもあります。事前に携帯電話の番号を取引先や知人に伝えておくと安心です。

ステップ5:光回線の乗り換え手続きを進める

アナログ戻しが完了したら、新しい光回線の申し込みに進みます。新しい光回線でひかり電話を利用する場合は、アナログ回線の電話番号をそのまま光電話に移行(番号ポータビリティ)できます。この際、アナログ回線の契約は新しい光電話の開通と同時に自動的に休止(または解約)となるのが一般的です。乗り換え先でスマホとのセット割を検討している場合は、スマホと光回線をまとめて安くする方法も参考にしてみてください。

アナログ戻しの費用一覧【NTT東日本・NTT西日本】

無派遣工事の場合

費用項目 NTT東日本 NTT西日本
基本工事費 1,100円 1,100円
交換機工事費 1,100円 1,100円
合計 2,200円 2,200円

無派遣工事は、NTT局内の設備切り替えだけで完了するケースです。自宅に既存のアナログ回線用の配線設備が残っている場合に適用されることが多く、立ち会いも不要です。費用は2,200円と非常にリーズナブルです。

派遣工事の場合

費用項目 NTT東日本 NTT西日本
基本工事費 4,950円 4,950円
交換機工事費 1,100円 1,100円
屋内配線工事費 7,150円 7,150円
合計 13,200円 13,200円

派遣工事は、NTTの作業員が自宅を訪問して屋内配線工事を行うケースです。自宅内のモジュラージャックまでの配線が撤去されている場合や、新たに配線を引き直す必要がある場合に適用されます。費用は最大で13,200円となり、工事当日の立ち会いが必須です。

なお、上記はあくまでNTTの標準的な工事費です。別途、電話機やルーターの設定に関わる費用は含まれていません。また、電話加入権を新たに取得する場合は施設設置負担金として別途39,600円が必要になりますが、以前にNTTの加入電話を契約していた方であれば、利用休止状態の電話加入権を復活させる形となるため、施設設置負担金は不要です。

アナログ戻しのメリット

長年使ってきた電話番号を守れる

アナログ戻しの最大のメリットは、何十年も使い続けてきた固定電話番号を失わずに済む点です。特に個人事業主や中小企業にとって、電話番号の変更は顧客への周知コストや信用面の問題につながるため、番号維持の価値は非常に大きいといえます。自宅の固定電話番号を名刺やホームページに記載している方にとっても、番号変更の手間とリスクを避けられる点は大きな安心材料です。

光回線の乗り換え先を自由に選べるようになる

アナログ戻しを行うことで、次の光回線選びの制約がなくなります。たとえばNURO光からドコモ光へ、あるいはauひかりからソフトバンク光へといった、異なる回線事業者間の乗り換えでも電話番号を維持できます。これにより、通信速度や月額料金、スマホとのセット割など、純粋にサービス内容で乗り換え先を比較検討できるようになるのです。

手続き自体はシンプル

「アナログ戻し」と聞くと複雑そうに感じるかもしれませんが、実際の手続きはNTTに電話して申し込むだけです。SNS上でも「116に電話したら親切に対応してもらえた」「思ったより簡単だった」という声が多数見られます。工事もNTT側が手配してくれるため、ユーザーが複雑な設定をする必要はありません。

口コミ・評判|実際にアナログ戻しを経験した人の声

ポジティブ・中立な声

ソフトバンク光の名義変更に伴いアナログ戻しを実施した方は「NTT側の業者さんに自宅に来てもらい、ひかり電話回線をアナログ戻しする工事をして、自宅の固定電話をいったんNTT回線に。同時にNTT側で亡き父の名義変更もしてもらえた」と投稿しており、名義変更とアナログ戻しを同時に進められた好事例として参考になります。

また、プログラミング言語Rubyの開発者として知られるまつもとゆきひろ氏も、自宅のプロバイダ切り替えに際して「『アナログ戻し』なる工事が必要で、それからでないとプロバイダ退会・加入処理が行えない」と投稿しています。手続き自体は問題なく完了したものの、数日間のネット不通期間への戸惑いが率直に語られていました。

フレッツ光クロスのユーザーからは「フレッツ光クロスでひかり電話が使えない問題、アナログ戻しかと思いきやまさかのhomeでんわに逃がすという方法が有効だとネットの海で発見した」という声もあり、アナログ戻し以外の代替手段を見つけた事例も報告されています。

ネガティブ・注意喚起の声

一方で、悪質業者に関する警告の声も目立ちます。「アナログ戻しに気を付けてね! アナログ戻しで44,000円とる業者に注意」という投稿では、NTTを名乗る業者から高額請求を受けた実家の体験が共有されていました。NTT正規の工事費は最大でも13,200円程度ですから、44,000円という金額は明らかに不当請求です。

群馬県公式アカウントも「県消費生活センターに光回線の『アナログ戻し』に関する相談件数が増えています。電話で勧誘を受けるケースが目立ちます」と自治体レベルでの注意喚起を行っています。

SNS全体の傾向として、手続き自体の難易度は低いという認識が共通していますが、NTTを騙る悪質業者の存在が大きな懸念材料となっています。身に覚えのない電話勧誘には絶対に応じず、手続きは必ず116またはNTT公式サイトから行うようにしましょう。被害に遭った場合は消費者ホットライン(188)に相談することをおすすめします。

こんな人にアナログ戻しがおすすめ

NURO光・auひかりなどの独自回線から他社へ乗り換えたい人

光コラボ同士の事業者変更では対応できない、独自回線サービスからの乗り換えでは、アナログ戻しが電話番号維持の唯一の手段となります。NURO光のホワイト光電話やauひかりのauひかり電話をお使いの方で、電話番号を変えたくない場合はアナログ戻しを検討してください。

光回線を解約して固定電話だけ残したい人

インターネットはスマートフォンのテザリングやホームルーターで十分という方でも、FAX利用や事業用途で固定電話が必要な場合があります。光回線の解約前にアナログ戻しを行っておけば、電話番号を維持したまま光回線だけを解約できます。

乗り換え先の光回線をじっくり比較検討したい人

先にアナログ戻しを完了させておけば、新しい光回線の選定に時間をかけることができます。現在の光回線の解約期限に追われることなく、速度や料金、キャンペーンを比較して最適なサービスを選べるのが利点です。スマホと光回線をまとめて安くする方法を参考にしながら、自分に合った乗り換え先をじっくり検討できます。乗り換え先として地域密着型のサービスを検討している方には、MAXネット光の対応エリアと申し込み手順の解説記事もおすすめです。

アナログ戻しを行う際の注意点

本当にアナログ戻しが必要か再確認する

前述のとおり、光コラボ間の乗り換えであれば事業者変更制度を利用でき、アナログ戻しは不要です。さらに2025年1月から始まった双方向番号ポータビリティにより、従来はアナログ戻しが必要だったケースでも不要になる場合があります。無駄な工事費を払わないためにも、まずは乗り換え先の事業者に「アナログ戻しなしで番号移行できるか」を確認しましょう。

悪質業者に注意する

「NTTの関連会社」「NTT代理店」を名乗る業者から電話勧誘を受け、高額な「アナログ戻し代行費」を請求されるトラブルが全国的に報告されています。NTT正規の工事費は無派遣工事で2,200円、派遣工事でも13,200円です。これを大幅に超える金額を提示された場合は詐欺の可能性が極めて高いです。手続きは必ず自分で116に電話するか、NTT公式サイトから申し込むようにしてください。被害に遭った場合や不審に感じた場合は、消費者ホットライン(188)に相談できます。

インターネットが使えなくなる期間が発生する

アナログ戻しの前後で光回線を解約する場合、新しい光回線が開通するまでの間はインターネットが利用できなくなります。この不通期間は通常1〜2週間程度ですが、繁忙期やスケジュールの都合によっては1ヶ月近くかかることもあります。テレワーク中の方やオンライン授業を受けている方は、モバイルルーターのレンタルなど代替手段を事前に用意しておくのが安心です。

光電話で発番された番号はアナログ回線に移行できない

NTTのアナログ回線やISDN回線で取得した電話番号でなければ、アナログ戻しはできません。光電話を新規契約した際に発番された番号の場合、光回線の解約と同時に電話番号は消滅します。自分の電話番号の発番元が不明な場合は、まず116に電話して確認してください。

アナログ回線の月額料金は光電話より高い

光電話(ひかり電話)の月額基本料は550円程度ですが、NTTの加入電話(アナログ回線)の月額基本料は住宅用で約1,760円〜1,870円です。アナログ戻し後に長期間そのまま利用する場合、毎月の通信費が上がることを認識しておきましょう。あくまで一時的な措置として、新しい光回線への切り替えを速やかに進めることをおすすめします。

メタル回線のIP電話網移行(2035年問題)

NTTは2025年1月よりPSTN(公衆交換電話網)からIP電話網への移行を段階的に進めており、最終的には2035年頃にメタル回線(銅線)を使ったアナログ電話網が廃止される見通しです。ただし、既存のアナログ電話機はそのまま利用可能とNTTは明言しており、ユーザー側の機器変更は基本的に不要です。とはいえ、長期的にはIP電話サービスへの一本化が進む方向であることは理解しておいた方がよいでしょう。

関連情報・あわせて読みたい記事

光回線の乗り換えやプロバイダの見直しを検討中の方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

ドコモ光から他社への乗り換えを考えている方は、ドコモ光の解約方法3つを徹底解説|違約金0円のタイミングと手順で解約時の違約金や手順を確認できます。eo光ユーザーの方はeo光の解約方法を完全ガイドが参考になるでしょう。

乗り換え先として地域密着型のサービスを検討している方には、MAXネット光の対応エリアは全国!提供エリア確認方法と申し込み手順を徹底解説もおすすめです。また、乗り換え後にメールアドレスがどうなるか不安な方は光回線の乗り換えでメールアドレスを残す3つの方法をご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q1. アナログ戻しの手続きにはどのくらいの期間がかかりますか?

NTTへの申し込みから工事完了まで、通常は1〜2週間程度です。ただし、3月〜4月の引越しシーズンなど繁忙期には予約が混み合い、最大で1ヶ月程度かかることもあります。乗り換えの予定が決まっている場合は、早めに手続きを進めることをおすすめします。

Q2. アナログ戻しの費用はいくらですか?

NTT局内の切り替えだけで済む無派遣工事の場合は2,200円、作業員が自宅を訪問する派遣工事の場合は最大13,200円です。どちらの工事になるかは回線の状況によってNTTが判断するため、申し込み時に確認してください。これ以上の金額を請求してくる業者は悪質業者の可能性が高いので注意が必要です。

Q3. 光電話で新しく取得した電話番号でもアナログ戻しはできますか?

光電話で新規に発番された電話番号はアナログ回線に戻すことができません。アナログ戻しが可能なのは、もともとNTTの加入電話(アナログ回線やISDN回線)で取得したNTT発番の番号に限られます。ただし、2025年1月開始の双方向番号ポータビリティ制度を利用すれば、光電話発番の番号でも対応事業者間で持ち運びができるケースがあります。乗り換え先の事業者に確認してみてください。

Q4. 事業者変更とアナログ戻しの違いは何ですか?

事業者変更は、光コラボ同士の乗り換え時に利用できる制度で、電話番号も光回線もそのまま新しい事業者に引き継ぐことができます。アナログ戻しの工事も不通期間も発生しません。一方、アナログ戻しは光コラボ以外の回線(NURO光やauひかりなど)からの乗り換え、または光回線自体を解約する場合に必要となる手続きです。光コラボ間の乗り換えであれば、事業者変更制度を利用した方が費用も手間も大幅に節約できます。

Q5. アナログ戻しの申し込みは誰がすればいいですか?代理業者に頼んでも大丈夫ですか?

アナログ戻しは必ずご自身でNTTに直接申し込むことを強くおすすめします。固定電話から116、携帯電話から0120-116-000(NTT東日本)または0800-2000116(NTT西日本)に電話するだけで手続きできます。「NTT代理店」を名乗る業者に代行を依頼すると、NTTの正規工事費に加えて高額な代行手数料を上乗せ請求されるケースが全国的に報告されています。手続きはシンプルなので、代理業者を利用する必要はありません。

Q6. アナログ戻しをしたら、インターネットはどうなりますか?

アナログ戻し自体はあくまで電話回線の手続きですが、光回線を解約する場合はインターネット接続も停止します。新しい光回線が開通するまでの間、自宅でインターネットを使えなくなる可能性があるため、事前にモバイルルーターのレンタルやスマートフォンのテザリングなどの代替手段を準備しておくことをおすすめします。なお、ルーターの設定は新しい光回線の開通時に別途行う必要があります。

Q7. 2025年の双方向番号ポータビリティでアナログ戻しは不要になるのですか?

2025年1月に開始された双方向番号ポータビリティ制度により、対応事業者間であれば光電話の番号をそのまま他社に持ち運べるケースが増えています。ただし、すべての事業者・すべての番号が対象になるわけではありません。現時点では段階的に対応範囲が拡大している状況ですので、自分のケースが該当するかどうかは、乗り換え先の事業者に直接確認するのが確実です。

まとめ|アナログ戻しは手順を知れば怖くない

光電話のアナログ戻しは、NTTに116で電話し、工事日を調整して工事を受けるだけのシンプルな手続きです。費用は無派遣工事なら2,200円、派遣工事でも最大13,200円で、手続き自体の難易度は決して高くありません。

ただし、注意すべきポイントは3つあります。第一に、そもそもアナログ戻しが本当に必要かどうかを確認すること。光コラボ間の事業者変更や、2025年開始の双方向番号ポータビリティ制度を利用できるなら、アナログ戻しは不要です。第二に、NTTを騙る悪質業者による高額請求に警戒すること。手続きは必ず116またはNTT公式サイトから自分で行いましょう。第三に、電話番号の引き継ぎにはNTT発番であることが条件であること。光電話で新規発番された番号はアナログ回線に戻せません。

この3つのポイントを押さえておけば、アナログ戻しで失敗することはまずありません。光回線の乗り換えを検討中の方は、本記事を参考にして、ご自身に最適な乗り換え方法を見つけてください。

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