ゲームをプレイする際のインターネット回線は有線LANと無線LAN(Wi-Fi)のどちらが良いのか――結論から言えば、通信の安定性・Ping値の低さ・パケットロスの少なさという観点から、オンラインゲームには有線LAN接続が圧倒的におすすめです。ただし、Wi-Fi 7世代の登場により「無線でも十分なケース」が増えてきたのも事実です。
【結論】ゲーム回線は有線と無線どっちがいい?2026年最新の判断基準
オンラインゲームの回線選びで最も重要なのは、通信速度(Mbps)ではなく「安定性」と「Ping値(応答速度)」です。有線LANは電波干渉や障害物の影響を一切受けず、常に安定した通信品質を維持できます。一方、無線LAN(Wi-Fi)は手軽さが魅力ですが、壁や家電の干渉、同時接続デバイスの増加によって通信品質が不安定になりやすい性質があります。
FPS・格闘ゲーム・MOBAなどの対戦型ゲームではPing値が15ms以下であることが理想とされており、有線LAN接続なら多くの光回線環境でこの水準を安定的に達成できます。Wi-Fi接続の場合、ルーターとの距離や使用帯域によってはPing値が30〜50ms前後まで跳ね上がるケースも珍しくありません。
ただし、2026年現在ではWi-Fi 7(IEEE 802.11be)対応ルーターやPS5 Proなどの登場により、6GHz帯を利用した無線接続であれば有線に迫る速度とPing値を実現できるケースも報告されています。あなたのゲーム環境やプレイスタイルに合わせた最適な判断基準を、この記事で詳しく解説していきます。
有線LANと無線LAN(Wi-Fi)の基本的な違いを比較
有線LANと無線LANの違いを正しく理解することが、ゲーム回線選びの第一歩です。それぞれの仕組みとゲームへの影響を整理しましょう。
通信速度と安定性の比較
有線LAN接続は、LANケーブルを通じてルーター(またはONU・モデム)とゲーム機やPCを物理的に直結する方式です。通信は全二重方式で行われるため、ダウンロード速度とアップロード速度が同時にフルスピードで処理されます。たとえば1Gbpsの光回線を契約している場合、CAT6以上のLANケーブルを使えば実測で800Mbps前後を安定して計測できる環境も珍しくありません。
無線LAN(Wi-Fi)は電波を使って通信するため、ルーターとの距離が離れるほど、また壁や床などの障害物が増えるほど速度が低下します。さらにWi-Fiは半二重方式(データの送信と受信を交互に行う)であるため、同じ帯域を複数のデバイスで共有すると通信の渋滞が起きやすくなります。特に2.4GHz帯は電子レンジやBluetoothなどとの電波干渉が発生しやすく、ゲーム中に突然ラグが発生する原因になり得ます。
Ping値・ジッター・パケットロスへの影響
オンラインゲームで最も体感に直結するのがPing値(応答速度)です。Ping値はサーバーとの往復通信にかかる時間をミリ秒(ms)で示したもので、数値が小さいほどラグが少なくなります。有線LAN接続では、同じ回線・同じ時間帯でもWi-Fi接続時と比べてPing値が5〜15ms程度低くなる傾向があります。
さらに重要なのがジッター(Ping値の揺れ幅)とパケットロス(通信データの欠損率)です。有線LANは物理ケーブルで接続しているため、ジッターが極めて小さく、パケットロスもほぼゼロに近い状態を保てます。無線LANの場合、瞬間的に電波状況が悪化するとジッターが急上昇し、一時的なパケットロスが発生してゲーム中の「瞬間的なカクつき」や「操作の遅延」として現れます。
有線LAN・無線LANのメリット・デメリット一覧
| 比較項目 | 有線LAN | 無線LAN(Wi-Fi) |
|---|---|---|
| 通信速度 | 非常に速い(実測800Mbps以上も可能) | 環境による(実測100〜600Mbps程度) |
| Ping値 | 低い(5〜15ms程度) | やや高い(15〜50ms程度) |
| 安定性 | 極めて高い | 電波干渉・距離で変動 |
| ジッター | ほぼなし | 発生しやすい |
| パケットロス | ほぼゼロ | まれに発生 |
| セキュリティ | 非常に高い(物理接続のため) | 暗号化に依存(WPA3推奨) |
| 取り回し・利便性 | ケーブル配線が必要 | 場所を選ばず使える |
| コスト | LANケーブル代(数百円〜) | Wi-Fiルーター代(既存設備で可) |
| 対応機器 | LANポート搭載機器(アダプターで拡張可) | Wi-Fi対応機器全般 |
ゲーム用の回線選びに迷っている方は、オンラインゲーム回線おすすめ4選|Ping値が低い光回線を徹底比較【2026年2月】も合わせてご確認ください。Ping値を基準にした回線の選び方を詳しく解説しています。
ゲームジャンル別|有線と無線の推奨接続方法
すべてのゲームで有線LANが必須というわけではありません。ゲームジャンルごとに求められる通信品質は異なるため、自分がよくプレイするジャンルに合わせて判断するのが合理的です。
FPS・TPS(Apex Legends・VALORANT・フォートナイトなど)
FPS・TPSは0.1秒の遅延が勝敗を分ける極めてシビアなジャンルです。Ping値は15ms以下が理想で、ジッターやパケットロスも可能な限りゼロに近づけたいところです。このジャンルでは有線LAN接続がほぼ必須と言えます。プロゲーマーや配信者の大半が有線LAN環境でプレイしているのも、この安定性が理由です。
格闘ゲーム(ストリートファイター6・鉄拳8など)
格闘ゲームは1フレーム(約16ms)の遅延が技の成否を左右するジャンルです。大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALのディレクター桜井政博氏が公式に有線LAN接続を推奨したことは広く知られており、格闘ゲームコミュニティでは「有線接続はマナー」という認識が定着しています。無線での対戦はラグによって相手にも迷惑をかける可能性があるため、格闘ゲームをプレイするなら有線接続を強く推奨します。
MOBA(League of Legends・Dota 2など)
MOBAは試合時間が30〜40分と長く、途中の回線切断がチーム全体に影響するジャンルです。瞬間的な反応速度はFPSほど求められませんが、試合中の安定性が極めて重要です。Ping値は30ms以下を推奨します。有線LAN接続が望ましいですが、Wi-Fi 6以降の5GHz帯でルーターから近距離であれば無線でも実用圏内です。
MMO・RPG(FF14・原神など)
MMOやRPGは対戦ジャンルほどシビアな応答速度は求められませんが、大規模コンテンツ(24人レイドなど)ではある程度の安定性が必要です。Ping値は50ms以下であれば快適にプレイできます。Wi-Fi接続でも十分に楽しめるケースが多いジャンルですが、高難易度コンテンツに挑む場合は有線LAN接続が安心です。
カジュアル・パーティゲーム(あつまれ どうぶつの森・マリオカートなど)
カジュアルゲームは多少のラグがプレイ体験を大きく損なうことは少ないジャンルです。Wi-Fi接続でも問題なく遊べる場合がほとんどです。ただし、マリオカートのオンライン対戦など、リアルタイム性がある場面では有線接続にすることでより快適になります。
| ゲームジャンル | 推奨Ping値 | 推奨接続方法 | 無線でもOK? |
|---|---|---|---|
| FPS・TPS | 15ms以下 | 有線LAN(必須級) | △(Wi-Fi 7の近距離なら可) |
| 格闘ゲーム | 15ms以下 | 有線LAN(マナー) | ×(非推奨) |
| MOBA | 30ms以下 | 有線LAN推奨 | ○(Wi-Fi 6以降・5GHz帯) |
| MMO・RPG | 50ms以下 | 有線LAN推奨 | ○(Wi-Fi 5以降で可) |
| カジュアル | 50ms以下 | どちらでも可 | ◎(問題なし) |
Wi-Fi 7時代でも有線LANが推奨される理由
Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)は最大通信速度46Gbpsという驚異的なスペックを誇り、6GHz帯の利用や320MHzチャンネル幅、MLO(Multi-Link Operation)など革新的な技術を搭載しています。理論値だけを見れば、有線LAN(1Gbps〜10Gbps)を上回る数値であり、「もはや有線LANは不要なのでは?」という疑問が出るのも自然なことです。
しかし、ゲーム用途においては2026年現在でも有線LANが優位である理由がいくつかあります。まず、Wi-Fi 7の理論値はあくまで最大値であり、実際の家庭環境ではルーターとの距離・壁の材質・同時接続機器数・近隣のWi-Fi電波との干渉などによって大幅に低下します。PS5 ProのWi-Fi 7検証では確かに有線とほぼ同速度が報告されていますが、これは「ルーターの近くで、干渉の少ない理想的な環境」での結果であり、すべての家庭で再現できるとは限りません。
次に、速度よりも重要な「安定性」の観点です。Wi-Fi 7でもMLOで複数の周波数帯を束ねることで安定性は向上していますが、有線LANのように物理ケーブルで直結する安定性には及びません。特にPing値のジッター(揺れ幅)は有線LANが圧倒的に小さく、FPSや格闘ゲームのように1フレーム単位の精度が求められるジャンルでは、この差が体感的な快適さに直結します。
また、Wi-Fi 7対応ルーターは2026年現在の価格帯で2万〜5万円程度と高価であり、対応するゲーム機やPCもまだ限定的です。一方、有線LAN接続に必要なCAT6AのLANケーブルは数百円〜千円程度で購入でき、コストパフォーマンスの面でも有線LANが優れています。
デバイス別|有線LANの接続方法と必要な機器
有線LAN接続の具体的な方法はデバイスによって異なります。ここではゲーマーが特に使用する3つのデバイスについて、接続手順と必要な機器を解説します。
ゲーミングPC(デスクトップ・ノート)
デスクトップ型ゲーミングPCのほとんどはマザーボードにLANポート(RJ-45)を標準搭載しているため、LANケーブルをルーターと接続するだけで有線LAN接続が完了します。最近のゲーミングマザーボードでは2.5Gbps対応のLANポートを搭載しているモデルも増えており、CAT6A以上のLANケーブルを使えば1Gbps以上の実測速度を得られる可能性があります。
ゲーミングノートPCの場合、薄型化のためにLANポートが省略されているモデルもあります。その場合はUSB Type-CまたはUSB Type-A接続の有線LANアダプター(USB-LANアダプター)を別途用意すれば有線接続が可能です。
PS5 / PS5 Pro
PS5およびPS5 Proは本体背面にギガビット対応のLANポートを標準搭載しています。LANケーブルをルーターのLANポートと接続し、PS5の設定画面から「設定」→「ネットワーク」→「設定」→「インターネット接続を設定する」→「有線LANを設定」の順に進むことで有線接続が完了します。PS5 ProはWi-Fi 7にも対応していますが、通信の安定性を最優先にするなら有線LAN接続がおすすめです。
Nintendo Switch / Switch 2
Nintendo SwitchにはLANポートが搭載されていないため、有線LAN接続には別売りのUSB有線LANアダプターが必要です。TVモードの場合はドックのUSBポートに有線LANアダプターを差し込み、LANケーブルでルーターと接続します。テーブルモードで有線接続する場合はUSB Type-Cハブ(LANポート付き)を使用します。任天堂は公式に「任天堂ライセンス商品」の使用を推奨しているため、動作確認済みの製品を選ぶのが安心です。
なお、各デバイスの有線LAN接続に必要な機器はAmazonで手軽に入手できます。Amazonで「有線LANアダプター ゲーム」を探す
LANケーブルの選び方|ゲーム用にはCAT6Aがベストバランス
有線LAN接続の効果を最大限に引き出すには、LANケーブルの「カテゴリ(CAT)」選びが重要です。カテゴリによって最大通信速度と最大帯域幅が異なり、古い規格のケーブルを使っていると回線速度がボトルネックになってしまいます。
| カテゴリ | 最大通信速度 | 最大帯域幅 | ゲーム用途の評価 |
|---|---|---|---|
| CAT5e | 1Gbps | 100MHz | 最低限のライン(交換推奨) |
| CAT6 | 1Gbps | 250MHz | 十分使える |
| CAT6A | 10Gbps | 500MHz | ベストバランス(最推奨) |
| CAT7 | 10Gbps | 600MHz | 高性能だがSTP仕様に注意 |
| CAT8 | 40Gbps | 2000MHz | オーバースペック(家庭用には不要) |
ゲーム用途でのおすすめはCAT6A(カテゴリ6A)です。最大10Gbpsに対応しているため、将来的に10Gbps回線へ乗り換えた場合もケーブルの買い替えが不要です。また、CAT6AはUTP(Unshielded Twisted Pair / シールドなし)タイプが主流であり、家庭環境でのノイズ対策としても十分な性能を持ちます。
一方、CAT7以上はSTP(Shielded Twisted Pair / シールド付き)ケーブルのみのラインナップとなり、適切なアース処理をしないとかえってノイズの影響を受けやすくなるリスクがあります。一般家庭のネットワーク機器はSTPに対応していないケースが多いため、「高ければ良い」というわけではない点に注意が必要です。
LANケーブルの形状としては、ケーブルの取り回しが気になる方は「フラットタイプ」を選ぶとドアの隙間や壁際を通しやすくなります。距離が10m以内であれば「より線」で問題ありませんが、10mを超える長距離配線では信号の減衰が少ない「単線」タイプを選ぶと安定性が向上します。
無線LAN(Wi-Fi)でもゲームを快適にプレイするコツ
住環境やデバイスの都合でどうしても有線LANが使えないケースも少なくありません。マンションで配線が難しい場合や、2階建ての戸建てでルーターと別の階にゲーム機がある場合などは、無線LAN環境を最適化することで十分に快適なゲームプレイが可能になります。
Wi-Fiルーターの設置場所と帯域選び
Wi-Fiルーターはできるだけゲーム機に近い場所、かつ周囲に障害物が少ない高い位置に設置するのが基本です。電子レンジやBluetooth機器、コードレス電話の近くは電波干渉の原因になるため避けてください。周波数帯は2.4GHzではなく5GHz帯(Wi-Fi 5以降)または6GHz帯(Wi-Fi 6E・Wi-Fi 7)を使用することで、干渉を大幅に軽減できます。5GHz帯は2.4GHz帯と比べて到達距離が短いものの、通信速度と安定性で優位です。
メッシュWi-Fiや中継器の活用
ルーターとゲーム機の距離が遠い場合や、2階建て・3LDK以上の間取りでは、メッシュWi-Fiシステムの導入が有効です。メッシュWi-Fiは複数のアクセスポイントを連携させて家全体をカバーする仕組みで、従来の中継器と比べて接続の切り替え(ローミング)がスムーズです。ゲーム中に部屋を移動しても通信が途切れにくいメリットがあります。ただし、中継器やメッシュWi-Fiを経由するたびに多少の遅延が加算されるため、可能であればゲーム機を設置する部屋にメッシュ子機を直接配置し、そこからLANケーブルで有線接続する「メッシュ+有線」の併用が最も効果的です。
Wi-Fiルーターのゲーミング機能を活用する
最近のWi-FiルーターにはゲーミングモードやQoS(Quality of Service)機能が搭載されているモデルがあります。QoSはゲーム通信の優先度を上げて帯域を確保する機能で、家族が同時にYouTubeやNetflixを視聴している環境でもゲーム通信の遅延を抑える効果があります。TP-LinkやASUSなどのゲーミングルーターではこの機能が充実しています。
リアルなゲーマーの声|有線と無線どっちを選んだ?
実際にゲームをプレイしているユーザーの声を調査したところ、大多数が「有線LAN接続に切り替えてから明確に改善を感じた」と報告しています。
有線LANに切り替えて満足した声
Yahoo!知恵袋やX(旧Twitter)では「無線から有線に変えたらPing値が一桁台で安定するようになった」「無線で40Mbpsだったのが有線で800Mbpsになった」という体験談が多数見られます。特にFPSプレイヤーからは「有線にしてから明らかに撃ち負けが減った」「回線落ちがゼロになった」といった実感の声が目立ちます。
格闘ゲームコミュニティでは特に有線推奨の意識が強く、「ストリートファイター6やスマブラをオンラインでやるなら有線は最低限のマナー」という共通認識が形成されています。noteやX上では「LANケーブルの規格をCAT5eからCAT6Aに変えただけで速度が3倍になった」という報告も上がっています。
無線LANで十分だと感じている声
一方で、Wi-Fi 6E・Wi-Fi 7環境のユーザーからは「最新のWi-Fi 6E対応ルーターとPCなら有線とほぼ同じ体感」という声もあります。特にMMOやカジュアルゲームを中心にプレイする層からは「わざわざケーブルを這わせる必要を感じない」という意見も一定数存在します。また、新規ゲーマーやライト層からは「有線前提だとハードルが高い」「気軽に遊びたいだけなのに」という声もあり、すべてのプレイヤーに有線を強制するのは現実的ではないという指摘も出ています。
こんな人は有線LAN/こんな人は無線LANがおすすめ
有線LAN接続をおすすめする人
FPS・格闘ゲーム・MOBAなどの対戦型ゲームを頻繁にプレイする人は、迷わず有線LAN接続を選んでください。ランクマッチで上位を目指す人、ゲーム配信・実況をする人、家族と同じ回線を共有していて帯域が不安定になりやすい人にも有線LANが適しています。また、ルーターとゲーム機が同じ部屋にある場合や、壁に配線穴を空けられる環境であれば、有線化のハードルは低いはずです。
無線LAN(Wi-Fi)でも問題ない人
カジュアルゲームやソロプレイ中心のRPGがメインの人、ルーターから離れた部屋でプレイしており配線工事が難しい人、Wi-Fi 6E・Wi-Fi 7対応の最新ルーターを使っている人は、無線LAN接続でも十分快適にプレイできるケースが多いです。ただし、可能であれば5GHz帯や6GHz帯を利用し、QoS設定でゲーム通信を優先する設定を行うと安心です。
有線と無線の「併用」がベストな人
最も現実的な選択肢は、有線LANと無線LANの併用です。メインのゲーム機(PS5やゲーミングPC)は有線LAN接続し、スマホやタブレット、Nintendo Switchの携帯モードなどは無線LAN接続で使い分けるというスタイルが、多くのゲーマーにとって最適解と言えます。
ゲーム回線をさらに快適にする光回線の選び方
有線LANと無線LANの選択と同じくらい重要なのが、そもそもの「光回線そのもの」の選択です。どれだけ有線LAN環境を整えても、元の光回線が混雑しやすいサービスでは効果が限定的になります。ゲーム用途に適した光回線を選ぶ際は、回線速度だけでなくPing値の低さと安定性、そして独自回線(ダークファイバー)を使っているかどうかに注目してください。
フレッツ光コラボ系の回線は利用者が多く、夜間の混雑時にPing値が上昇しやすい傾向があります。NURO光やauひかり、GameWith光、hi-hoひかり with gamesなどの独自回線・ゲーミング回線は、フレッツ網とは異なる経路を使用するため混雑の影響を受けにくく、ゲーム用途に適しています。
ゲーム向け光回線の詳しい比較は、ゲーム向け光回線おすすめ6選|速度・Ping値で選ぶ最強回線【2026年2月最新】で解説しています。回線そのものを見直すことで、有線LAN接続の効果がさらに高まります。
また、ゲーミング特化の回線に興味がある方はGaming+ vs auひかり徹底比較!ゲーマーが選ぶべき回線はどっち?【2026年2月最新】もぜひ参考にしてみてください。関西エリアにお住まいの方はauひかりとeo光を徹底比較!関西で選ぶべき光回線はどっち?【2026年2月】も選択肢として確認しておくと良いでしょう。
有線LANが使えない場合の代替手段
「有線LANが良いのはわかったけど、ルーターが1階でゲーム部屋が2階」「賃貸で壁に穴を空けられない」という方に向けて、有線LANの代わりに検討できる手段をご紹介します。
PLCアダプター(コンセントLAN)
PLCアダプターは家庭の電気配線(コンセント)を利用してネットワーク通信を行うデバイスです。1階のルーター付近のコンセントに親機を挿し、2階のゲーム部屋のコンセントに子機を挿すだけで、疑似的な有線LAN環境を構築できます。配線工事が一切不要な点が最大のメリットです。ただし、電気配線の状態によっては速度が大幅に低下するケースがあるため、過度な期待は禁物です。Ping値の改善効果はWi-Fi接続よりも若干優れる程度です。
フラットLANケーブル+配線モールでの物理配線
壁に穴を空けなくても、ドアの隙間を通せるフラットLANケーブルと、壁際に這わせるための配線モール(ケーブルカバー)を使えば、見た目もすっきりとした有線LAN配線が可能です。賃貸住宅でも実現しやすい方法であり、PLCアダプターよりも安定した通信が得られます。10〜15m程度のCAT6Aフラットケーブルと配線モールの組み合わせで、合計2,000〜3,000円程度の投資で済みます。
よくある質問(FAQ)
Q1. オンラインゲームに必要な通信速度はどれくらいですか?
多くのオンラインゲームは実測で30〜50Mbps程度あれば快適にプレイできます。ゲームの通信そのものはそれほど大きなデータ量を使わないため、通信速度(Mbps)よりもPing値(応答速度)の方が重要です。ダウンロード速度が100Mbps以上あれば、ゲームのアップデートファイルのダウンロードも快適に行えます。
Q2. Ping値はどれくらいなら快適ですか?
ゲームジャンルによって目安は異なりますが、FPSや格闘ゲームなどの対戦型ゲームでは15ms以下が理想、30ms以下であれば許容範囲です。MMOやカジュアルゲームでは50ms以下であれば問題なくプレイできます。Ping値が100msを超えるとほとんどのゲームで明確なラグを感じるようになります。
Q3. Wi-Fi 7対応ルーターを買えば有線LANは不要ですか?
Wi-Fi 7は理論値では非常に高速ですが、実際の家庭環境ではルーターとの距離・障害物・電波干渉などの影響を受けます。6GHz帯を使いルーターの近くであれば有線に近い性能を発揮できますが、安定性(ジッター・パケットロス)の観点ではまだ有線LANが優位です。FPSや格闘ゲームをプレイする場合は、Wi-Fi 7環境でも有線LAN接続を推奨します。
Q4. LANケーブルはCAT7やCAT8を買った方がいいですか?
家庭用途ではCAT6A(カテゴリ6A)がベストバランスです。CAT7以上はSTP(シールド付き)ケーブルのため、適切にアース処理をしないとかえって通信が不安定になるリスクがあります。一般家庭のルーターやPCはSTP接続に対応していないケースが多いため、「高価なケーブルを買ったのに効果がない」という事態になりかねません。10Gbps対応でUTP仕様のCAT6Aが最も安心です。
Q5. Nintendo Switchを有線LAN接続するにはどうすればいいですか?
Nintendo SwitchにはLANポートがないため、別売りのUSB有線LANアダプターが必要です。TVモードの場合はドックのUSBポートにアダプターを挿し、LANケーブルでルーターと接続します。テーブルモードの場合はUSB Type-Cハブ(LANポート付き)を使います。任天堂は「任天堂ライセンス商品」の使用を推奨しています。
Q6. マンションで有線LAN配線が難しい場合はどうすればいいですか?
フラットタイプのLANケーブルと配線モール(ケーブルカバー)を使えば、壁に穴を空けずにドアの隙間や壁際を通して配線できます。それでも難しい場合は、PLCアダプター(コンセントLAN)やメッシュWi-Fiの子機から有線接続する「メッシュ+有線」の併用も検討してください。
Q7. ゲーム向けにおすすめの光回線はどこですか?
ゲーム用途では、独自回線を使っていてPing値が低い光回線がおすすめです。NURO光・auひかり・GameWith光・hi-hoひかり with gamesなどが人気です。フレッツ光コラボ系は夜間の混雑でPing値が上がりやすいため、対戦ゲームを重視する方は独自回線を検討してみてください。詳しくはオンラインゲーム回線おすすめ4選|Ping値が低い光回線を徹底比較【2026年2月】をご覧ください。
まとめ|ゲーム回線は有線LANが基本、無線でも工夫次第で快適に
オンラインゲームの回線選びにおいて、有線LANと無線LAN(Wi-Fi)のどちらが良いかという問いに対する答えは、2026年現在でも「有線LANが基本」です。通信の安定性、Ping値の低さ、ジッターとパケットロスの少なさという3つの要素で、有線LANは無線LANを明確に上回ります。特にFPS・格闘ゲーム・MOBAなどの対戦ジャンルでは、有線LAN接続が快適なプレイ環境の基盤になります。
ただし、Wi-Fi 7時代の到来やメッシュWi-Fiの進化により、「無線でも十分に快適」なケースが増えているのも事実です。カジュアルゲームやMMOを中心にプレイする方、住環境の都合で配線が難しい方は、無線LAN環境を適切に最適化することで十分にゲームを楽しめます。
最も重要なのは、自分のプレイスタイルとゲーム環境に合った選択をすることです。可能であれば「メインのゲーム機は有線、その他のデバイスは無線」という併用スタイルが最もバランスに優れた選択肢と言えるでしょう。そして、有線・無線のどちらを選ぶにしても、元となる光回線そのものの品質が大前提であることを忘れないでください。
ゲーム回線全体の見直しを検討している方は、ゲーム向け光回線おすすめ6選|速度・Ping値で選ぶ最強回線【2026年2月最新】や、auひかりとドコモ光はどっちがおすすめ?料金・速度・キャンペーンを徹底比較【2026年2月最新】も合わせてチェックしてみてください。

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