光回線で固定IPアドレスを使いたいなら、enひかり(月額770円で固定IP追加)が総合力でイチオシです。IPoE対応・10ギガ対応・縛りなしと三拍子揃い、個人から法人まで幅広くカバーします。今の回線を変えたくない方にはロリポップ固定IPアクセス(月額539円〜)やインターリンク マイIP(月額1,100円)がVPN型で即日導入可能です。
【結論】固定IPおすすめプロバイダの早見表
固定IPアドレスを利用する方法は大きく分けて、「光コラボ+固定IPオプション一体型」と「VPN型固定IPサービス(回線変更不要)」の2パターンがあります。以下に、主要7サービスの結論をまとめました。
| サービス名 | タイプ | 固定IP月額(税込) | 接続方式 | 無料お試し | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| enひかり | 光コラボ一体型 | 770円 | PPPoE / IPoE(v6プラス固定IP) | なし | ★★★★★ |
| ロリポップ固定IPアクセス | VPN型 | 539円 | WireGuard | 最大2ヶ月 | ★★★★★ |
| インターリンク マイIP | VPN型 | 1,100円 | WireGuard / PPTP | 最大2ヶ月 | ★★★★☆ |
| インターリンク ZOOT NEXT | プロバイダ型 | 1,320円(IP1個付き) | PPPoE | 最大2ヶ月 | ★★★★☆ |
| GMOとくとくBB | プロバイダ型 | 1,210円(回線込み) | PPPoE | なし | ★★★☆☆ |
| ASAHIネット | 光コラボ一体型 | 1,980円 | PPPoE / IPIP(10ギガ対応) | なし | ★★★★☆ |
| かもめインターネット | プロバイダ型 | 3,458円(基本料含む) | PPPoE / v6プラス | あり | ★★★☆☆ |
固定IPアドレスの基本情報まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 固定IPアドレスとは | インターネット接続時に常に同じIPアドレスが割り当てられるサービス。通常の動的IPと異なり、再接続してもアドレスが変わらない |
| 必要な場面 | リモートアクセス(VPN)、サーバー公開、ネットワークカメラの遠隔監視、IoT機器の管理、IPアドレス制限によるセキュリティ強化 |
| 相場費用 | 月額500円〜3,000円程度(サービスにより異なる) |
| 導入方法 | ①プロバイダの固定IPオプションを契約 ②VPN型固定IPサービスを追加利用(回線変更不要) |
| 主な接続方式 | IPv4 PPPoE、IPoE(v6プラス固定IP・Xpass固定IP)、IPIP方式、VPN(WireGuard等) |
そもそも固定IPアドレスとは?動的IPとの違い
固定IPアドレスとは、インターネットに接続するたびに同じグローバルIPアドレスが割り当てられる仕組みのことです。通常、家庭の光回線で利用している動的IP(動的IPアドレス)では、ルーターを再起動したりプロバイダ側の都合でIPアドレスが変わることがあります。一方、固定IPアドレスであれば設定を変更しない限り常に同じアドレスが維持されるため、外出先からの自宅サーバーへのアクセスやVPN接続など、IPアドレスが変わると困る用途に最適です。
固定IPアドレスと動的IPアドレスの最大の違いは「アドレスの永続性」にあります。動的IPは接続のたびにプロバイダから自動的にアドレスが割り振られるため、いつ変わるか分かりません。固定IPは自分専用の「住所」のようなもので、常に同じ番号を維持できます。この安定性が、テレワークでのリモートアクセスやネットワークカメラの遠隔監視、自宅サーバーの公開といった用途で大きなメリットとなります。
固定IPアドレスが必要になる7つの利用シーン
固定IPアドレスが活躍する場面は、一般的に考えられているよりも幅広いものです。ここでは代表的な7つの利用シーンを紹介します。
テレワーク・リモートアクセス
自宅やオフィスのネットワークに固定IPを設定し、VPN経由で安全にアクセスする使い方です。会社のシステムがIPアドレス制限をかけている場合、固定IPがなければそもそも接続できないケースがあります。コロナ禍以降、テレワーク環境の整備が急速に進み、個人でも固定IPの需要が急増しました。
自宅サーバーの公開・Webサイト運用
自宅にWebサーバーやメールサーバーを構築し、外部からアクセス可能にするには固定IPが必要です。動的IPではアドレスが変わるたびにDNSの更新が必要になり、一時的にアクセスできなくなる問題が生じます。逆引き設定が可能なプロバイダを選べば、メールサーバーの信頼性も向上します。
ネットワークカメラ・防犯カメラの遠隔監視
店舗や自宅に設置したネットワークカメラに外出先からアクセスするには、固定IPが最も確実な方法です。DDNSを使う方法もありますが、固定IPの方が安定性・信頼性ともに上回ります。
IoT機器のリモート管理
IoTデバイスを遠隔から管理・制御する場合、固定IPアドレスがあると常に同じアドレスでアクセスできるため管理が容易になります。
オンラインゲームのNATタイプ改善
固定IPを利用するとNATタイプがオープンになりやすく、ポート開放も自由にできるため、オンラインゲームの接続性が向上します。特にFPSや格闘ゲームなどラグが致命的なジャンルでは、固定IPの恩恵を受けやすいです。ゲーム回線について詳しく知りたい方は、オンラインゲーム回線おすすめ4選|Ping値が低い光回線を徹底比較【2026年2月】もあわせてご覧ください。
IPアドレス制限によるセキュリティ強化
クラウドサービスや社内システムへのアクセスを特定のIPアドレスからのみ許可する「IPアドレス制限(ホワイトリスト)」は、法人のセキュリティ対策として広く普及しています。この設定を利用するには、アクセス元が固定IPである必要があります。
特定サービスへのIP固定が必要な業務
金融機関のAPI連携、ECサイトの決済システム、特定のクラウドサービスなどでは、接続元IPの登録が求められることがあります。こうした業務でも固定IPは不可欠です。
固定IPの導入方法は3パターン|PPPoE・IPoE・VPN型の違いを解説
固定IPアドレスを取得する方法は、接続方式によって大きく3つに分類されます。それぞれの特徴を理解することが、最適なサービスを選ぶうえで非常に重要です。
パターン①:PPPoE接続で固定IPを取得する方法
最も伝統的な方法です。プロバイダから固定IPアドレスを含む接続アカウントを取得し、ルーターにPPPoE設定を行います。インターリンクのZOOT NEXTやGMOとくとくBBがこの方式に該当します。メリットは「ポート制限がなく自由度が高い」点で、サーバー公開やポート開放が必要な用途に適しています。一方、PPPoEはNTTの網終端装置を経由するため、混雑時間帯に速度低下が起きやすいというデメリットがあります。
パターン②:IPoE接続で固定IPを取得する方法(v6プラス固定IP等)
IPoE(IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6)方式で固定IPを利用する方法です。enひかりの「v6プラス固定IP」やASAHIネットの「IPIP方式固定IP」が該当します。PPPoEと異なり網終端装置を経由しないため、混雑時間帯でも速度が安定しやすいのが最大のメリットです。2025年12月にはASAHIネットがフレッツ光クロス(10ギガ)向けにIPIP方式の固定IPサービスを開始するなど、対応は広がっています。ただし、利用できるポート範囲に制限がある場合がある点には注意が必要です。
パターン③:VPN型固定IPサービスを利用する方法(回線変更不要)
今使っている光回線やプロバイダを一切変更せずに、VPN接続を通じて固定IPアドレスを取得する方法です。ロリポップ固定IPアクセス、インターリンクのマイIP、グローカルネットのかんたん固定IPなどが該当します。WireGuardやPPTPなどのVPNプロトコルを使い、VPNサーバー経由でインターネットに接続することで固定IPを付与します。「乗り換え不要」「即日利用可能」「初期費用無料」のサービスが多く、手軽さではナンバーワンの方法です。ただし、VPNを経由する分、直接接続と比べて速度が低下する場合があります。
固定IPが使える光回線・プロバイダおすすめ7選を徹底比較
ここからは、固定IPアドレスが利用できるおすすめのサービスを7つ、詳しく解説していきます。料金や接続方式、対象回線、無料お試しの有無など、サービス選びに必要な情報を網羅しました。
【第1位】enひかり|固定IP月額770円&IPoE対応の最強コスパ光コラボ
enひかりは株式会社縁人が提供する光コラボレーションサービスで、固定IPアドレスを業界最安クラスの月額770円(税込)で利用できます。光回線自体の月額料金も戸建て4,620円、マンション3,520円と格安で、契約期間の縛りや解約違約金が一切ない点も大きな魅力です。
enひかりの固定IPサービスが優れている点は、PPPoE方式の固定IPだけでなく、IPoE方式の「v6プラス固定IP」や「Xpass固定IP」にも対応していることです。IPoE方式であれば混雑時間帯でも速度が安定しやすく、快適なインターネット環境と固定IPを両立できます。さらに、10ギガ対応の「enひかりクロス」(月額4,917円〜)でも固定IPが利用可能で、大容量通信が必要な法人や高速回線を求めるユーザーにも対応しています。初期費用は2,200円(税込)で、v6プラスオプションは月額198円と破格です。
| 固定IP月額 | 770円(税込) |
| 光回線月額 | 戸建て:4,620円 / マンション:3,520円 |
| 10ギガ対応 | あり(enひかりクロス:月額4,917円〜) |
| 接続方式 | PPPoE / v6プラス固定IP / Xpass固定IP |
| 契約期間の縛り | なし(解約違約金なし) |
| 初期費用 | 固定IP:2,200円 |
【第2位】ロリポップ固定IPアクセス|月額539円&回線変更不要の最安VPN型
GMOペパボが提供するロリポップ固定IPアクセスは、月額539円(税込)という国内最安クラスの料金で固定IPアドレスを利用できるVPN型サービスです。今使っている光回線やプロバイダを一切変更する必要がなく、申し込み後すぐに利用開始できます。
接続にはWireGuardプロトコルを採用しており、従来のVPNプロトコルと比較して高速かつ安全な通信が可能です。初期費用は無料で、最大2ヶ月の無料体験が用意されているため、まずは試してみたいという方にも最適です。1契約で最大5台まで同時接続できる点も嬉しいポイントです。
| 固定IP月額 | 539円(税込) |
| 初期費用 | 無料 |
| 接続方式 | VPN(WireGuard) |
| 回線変更 | 不要(今の回線のまま利用可能) |
| 無料お試し | 最大2ヶ月 |
| 同時接続 | 最大5台 |
【第3位】インターリンク マイIP|老舗の安心感&WireGuard対応VPN型
インターリンクのマイIPは、固定IPサービスの老舗として長年の実績を持つVPN型サービスです。月額1,100円(税込)で初期費用は無料、最大2ヶ月の無料体験が用意されています。2024年にWireGuardプロトコルに対応したことで、接続の安定性と速度が大幅に向上しました。
マイIPの強みは、Windows・Mac・iOS・Androidと幅広いOSに対応していることと、設定が非常に簡単な「マイIPアプリ」が提供されていることです。VPNの設定に不安がある初心者でも、アプリを使えば数分で固定IP環境を構築できます。「プロバイダを変えずに固定IPだけ追加したい」というニーズに最も手軽に応えてくれるサービスのひとつです。
| 固定IP月額 | 1,100円(税込) |
| 初期費用 | 無料 |
| 接続方式 | VPN(WireGuard / PPTP) |
| 回線変更 | 不要 |
| 無料お試し | 最大2ヶ月 |
| 対応OS | Windows / Mac / iOS / Android |
【第4位】インターリンク ZOOT NEXT|PPPoE固定IPの定番プロバイダ
ZOOT NEXTは、インターリンクが提供するフレッツ光対応のPPPoE接続プロバイダサービスです。固定IP1個付きプランが月額1,320円(税込)で、フレッツ光の回線料金と合わせて利用します。PPPoE方式のためポート制限がなく、サーバー公開やメールサーバーの構築など自由度の高い運用が可能です。
特筆すべきは、OP25B(Outbound Port 25 Blocking)の制限がなく、逆引き設定も可能な点です。自前のメールサーバーを運用したい方にとっては非常に貴重な選択肢です。最大2ヶ月の無料体験があり、固定IPを2個、4個、8個、16個と必要に応じて増やせる柔軟なプランも用意されています。
| 固定IP月額(IP1個付き) | 1,320円(税込) |
| 初期費用 | 無料 |
| 接続方式 | PPPoE |
| 対応回線 | フレッツ光ネクスト / フレッツ光ライト |
| 無料お試し | 最大2ヶ月 |
| 逆引き設定 | 対応 |
【第5位】ASAHIネット|10ギガ×IPIP方式固定IPの新時代対応
ASAHIネット(朝日ネット)は、2025年12月にフレッツ光クロス(10ギガ)向けの「固定IPアドレスオプション IPv4 over IPv6接続(IPIP方式)」を開始し、大きな注目を集めています。IPIP方式はIPoE接続上にIPv4トンネルを構築する技術で、ポート制限なく10ギガ回線の性能をフルに活かした固定IP接続が可能です。
固定IPオプションの月額は1,980円(税込)で、初期費用も1,980円です。料金だけを見るとenひかりより高めですが、10ギガ回線で本格的な固定IP環境を構築したい方には非常に有力な選択肢です。光ネクスト(1ギガ)でも従来のPPPoE方式で固定IPを利用でき、v6コネクト(DS-Lite)との併用も可能です。
| 固定IP月額 | 1,980円(税込) |
| 初期費用 | 1,980円(税込) |
| 接続方式 | PPPoE / IPIP方式(10ギガ対応) |
| 10ギガ対応 | あり(光クロスコース) |
| 無料お試し | なし |
| 特徴 | IPIP方式でポート制限なし+高速通信 |
【第6位】GMOとくとくBB|大手の安心感とシンプルな料金体系
GMOとくとくBBは、プロバイダ料金と固定IPがセットで月額1,210円(税込)から利用できるサービスです。別途フレッツ光の回線料金が必要ですが、大手GMOグループの安心感と初期費用無料のシンプルな料金体系が魅力です。固定IP8個、16個といった複数IP対応プランも用意されており、法人での利用にも適しています。
ただし、固定IP接続はPPPoE方式のみとなるため、v6プラスとの併用はできません。混雑時間帯の速度低下が気になる場合は、v6プラスとPPPoEを並行利用できる環境を用意する必要がある点に注意してください。
| 固定IP月額(プロバイダ料込み) | 1,210円(税込)〜 |
| 初期費用 | 無料 |
| 接続方式 | PPPoE |
| 対応回線 | フレッツ光ネクスト |
| 複数IP対応 | あり(8個 / 16個プランあり) |
| v6プラス対応 | 固定IPとの併用不可 |
【第7位】かもめインターネット|速度制限なし&大容量設備の実力派
かもめインターネットは、速度制限なし・大容量バックボーンが特徴のプロバイダです。基本接続サービスの月額2,410円(税込)に加えてレンタルIPオプション月額1,048円(税込)を追加すると、合計月額3,458円で固定IP1個が利用できます。料金面では他サービスに比べて割高ですが、通信品質に定評があり、特に複数固定IP(IP8、IP16)を利用したい法人向けには「東京・神奈川エリア限定のIP8プラン月額5,238円」というコストパフォーマンスの良いプランが用意されています。
初期費用は無料で契約期間の縛りもなく、無料お試し期間も設けられています。v6プラス対応サービスもあり、固定IP接続と高速v6プラス接続を状況に応じて使い分けることが可能です。
固定IPプロバイダの選び方|失敗しない5つのチェックポイント
チェック①:接続方式(PPPoE / IPoE / VPN)を確認する
固定IPサービスを選ぶ際、最も重要なのが接続方式の確認です。PPPoEは自由度が高い反面、混雑時間帯の速度低下リスクがあります。IPoE対応の固定IP(v6プラス固定IPやIPIP方式)なら速度の安定性と固定IPを両立できます。VPN型は手軽さが魅力ですが、VPN経由のため直接接続より速度が落ちる傾向があります。自分の利用用途に合った方式を選びましょう。
チェック②:月額料金と初期費用のトータルコストで比較する
固定IP自体の月額だけでなく、光回線の基本料金やプロバイダ料金も含めた「トータルコスト」で比較することが大切です。VPN型サービスなら今の回線にプラスするだけなので追加コストのみで済みますが、プロバイダごと乗り換える場合は回線料金全体が変わる可能性があります。
チェック③:無料お試し期間の有無を確認する
固定IPサービスは実際に使ってみないと速度や接続品質が分からないため、無料お試し期間があるサービスを優先的に検討するのがおすすめです。インターリンク(マイIP・ZOOT NEXT)やロリポップ固定IPアクセスは最大2ヶ月の無料体験を提供しており、気に入らなければ無料期間内に解約すれば費用は一切かかりません。
チェック④:利用用途に合った機能があるか確認する
サーバー公開が目的ならポート開放・逆引き設定が可能なサービス、テレワークが目的ならセキュリティ重視のVPN型サービスなど、利用用途に合った機能があるかを事前に確認しましょう。
チェック⑤:10ギガ対応の有無を確認する
フレッツ光クロスなどの10ギガ回線を利用中、または今後の導入を検討している方は、10ギガ回線で固定IPが使えるかどうかも重要なポイントです。現時点ではenひかりクロスやASAHIネット(IPIP方式)、インターリンクのZOOT PREMIUMなどが10ギガ対応の固定IPサービスを提供しています。
固定IPサービスの口コミ・評判をチェック
実際に固定IPサービスを利用しているユーザーの声を、SNS(X / Twitter)を中心に集めました。サービス選びの参考にしてください。
enひかりの口コミ・評判
enひかりの固定IPに関しては、コストパフォーマンスの高さを絶賛する声が非常に多く見られます。あるユーザーは「enひかりとかいうプロバイダ、そもそもの光回線の値段が安い(月4000円強)、面倒な2年縛りや契約条件が一切ない、固定IPや小型ONUみたいなニッチな要望がスッと通る。端的に言って神」と評価しています。また、「光クロスv6プラスと固定IPで5,687円って安すぎるわ」という声もあり、10ギガ+固定IPのコストパフォーマンスを評価する口コミが目立ちます。v6プラス固定IPの接続品質についても「今月から変えたenひかりのV6プラス固定IP、今のところいい感じに接続できてる」という好意的な評価が確認できました。
インターリンク(マイIP・ZOOT NEXT)の口コミ・評判
インターリンクのサービスに対しては、技術的な自由度の高さを評価する声が多くあります。「PPPoEのZOOT NEXTは良いぞ。格安で固定IPが使えるし、OP25Bされないし逆引き設定可能なのでメールサーバも建てられるし」という口コミは、サーバー運用者からの高評価を端的に表しています。マイIPについては「インターリンクのマイIPでWireGuardで事務所のN100マシンに固定IPアドレスつけた…めっちゃ楽やんこれ」と導入の手軽さを評価する声がある一方、「マイIPっていう個別IPのVPNサービスお試し2ヶ月無料+安いから使ってみたけど5〜10Mbpsくらいしか速度出ない」という速度面での不満も見受けられます。VPN型の宿命として、通信速度には一定の制限がある点は理解しておく必要があります。
GMOとくとくBBの口コミ・評判
GMOとくとくBBの固定IPサービスについては、PPPoE接続の速度面での不満が散見されます。「なんかもうネットが最近おそすぎてもう、、、クソだ! GMO駄目! 固定IP使えてIPv6のやつのおすすめないかな?」という声は、PPPoE方式の混雑時間帯における速度低下問題を物語っています。大手の安心感はあるものの、速度を重視する場合はIPoE対応の固定IPサービスを検討した方がよいでしょう。
ロリポップ固定IPアクセスの口コミ・評判
2025年に本格展開されたロリポップ固定IPアクセスは、その圧倒的な料金の安さから急速にユーザーを増やしています。月額539円という価格は他社の半額以下で、「回線そのままで固定IPだけ追加できるのが本当に便利」「WireGuardだから設定も簡単」といった手軽さを評価する声が中心です。比較的新しいサービスのため口コミの絶対数はまだ少ないものの、GMOペパボという大手企業が運営している安心感も支持されています。
こんな人におすすめ!タイプ別の最適サービス
コスパ最優先で固定IPを使いたい人 → enひかり
光回線ごと乗り換えてもOKなら、回線料金+固定IP料金のトータルコストが最安クラスのenひかりが最適です。戸建てなら月額4,620円+固定IP770円=5,390円で、IPoE対応・縛りなしという好条件がそろっています。
今の回線を変えずに固定IPだけ追加したい人 → ロリポップ固定IPアクセス or マイIP
プロバイダ変更や工事が面倒な方は、VPN型固定IPサービスがベストです。とにかく安く抑えたいならロリポップ固定IPアクセス(月額539円)、実績と安心感を重視するならインターリンクのマイIP(月額1,100円)がおすすめです。どちらも最大2ヶ月の無料体験があるので、まずは両方試してみるのもよいでしょう。
サーバー公開・メールサーバー運用がしたい人 → インターリンク ZOOT NEXT
ポート制限なし・OP25Bなし・逆引き設定可能と、サーバー運用に必要な条件が全て揃ったZOOT NEXTが最適です。固定IP複数個プランもあるため、用途に応じてIPアドレスを追加できます。
10ギガ回線で固定IPを使いたい人 → enひかりクロス or ASAHIネット
10ギガ環境で固定IPを使いたいなら、enひかりクロス(v6プラス固定IP対応)かASAHIネット(IPIP方式固定IP対応)の二択です。コスト重視ならenひかりクロス、ポート制限なしの自由度を求めるならASAHIネットのIPIP方式がおすすめです。
ゲームのNATタイプ改善・ポート開放がしたい人 → enひかり or ZOOT NEXT
オンラインゲームでNATタイプをオープンにしたい、ポート開放を自由に行いたいという方には、enひかりの固定IPまたはZOOT NEXTが向いています。ゲーム向けの回線選びについてさらに詳しく知りたい場合は、ゲーム向け光回線おすすめ6選|速度・Ping値で選ぶ最強回線【2026年2月最新】も参考にしてください。
固定IP対応の光回線を利用する5つのメリット
メリット①:リモートアクセスのセキュリティが格段に向上する
固定IPアドレスを利用すると、社内システムやクラウドサービスへのアクセスをIPアドレスで制限できるようになります。「このIPアドレスからの接続のみ許可する」というホワイトリスト設定ができるため、不正アクセスのリスクを大幅に低減できます。テレワーク環境のセキュリティ強化には、固定IPが最も手軽で効果的な方法のひとつです。
メリット②:自宅サーバーやIoT機器に外部から安定してアクセスできる
固定IPがあれば、IPアドレスが変わることを心配せずに自宅サーバーやネットワークカメラ、IoT機器に常時アクセスできます。DDNSのような代替手段と比べて信頼性が高く、設定もシンプルです。
メリット③:VPN接続が安定し、業務効率が向上する
VPNのトンネル接続は固定IPの方が安定しやすく、拠点間VPNや外出先からのリモートVPN接続がスムーズになります。IPアドレスが変わるたびにVPN設定を変更する手間もなくなります。
メリット④:オンラインゲームの接続性が改善される
固定IPを利用するとNATタイプがオープンになりやすく、ポート開放も自由にできます。これにより、特にFPSや格闘ゲームにおいてマッチングの安定性や接続品質が向上します。Apex Legendsやストリートファイターなどのタイトルをプレイする方は、Apex Legendsにおすすめの光回線6選|Ping値・速度で選ぶ最強回線やストリートファイター6の回線おすすめ5選|Ping値・速度で選ぶ最強の光回線【2026年2月最新】もあわせてチェックしてみてください。
メリット⑤:IPoE対応なら速度を犠牲にせず固定IPが使える
従来、固定IPはPPPoE接続でしか利用できず、「固定IPを使うと遅くなる」というのが常識でした。しかし現在は、enひかりのv6プラス固定IPやASAHIネットのIPIP方式など、IPoE対応の固定IPサービスが登場しています。混雑時間帯でも速度が安定するIPoE方式と固定IPを両立できるのは、2026年現在の大きな進化です。
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固定IPに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 固定IPアドレスは個人でも必要ですか?
個人でも必要になるケースは多くあります。自宅サーバーの公開、ネットワークカメラの遠隔監視、テレワークでの会社システムへのアクセス(IP制限がある場合)、オンラインゲームのNATタイプ改善やポート開放などが代表的な用途です。逆に、通常のWebブラウジングや動画視聴、SNSの利用が中心であれば、固定IPは基本的に不要です。
Q2. 今の光回線を変えずに固定IPを使う方法はありますか?
あります。VPN型の固定IPサービスを利用すれば、現在の光回線やプロバイダを一切変更することなく固定IPを追加できます。代表的なサービスとしては、ロリポップ固定IPアクセス(月額539円)、インターリンクのマイIP(月額1,100円)、グローカルネットのかんたん固定IP(月額660円〜)があります。いずれもVPN接続を介して固定IPを付与する仕組みで、申し込み後すぐに利用開始可能です。
Q3. PPPoE接続の固定IPは遅いって本当ですか?
PPPoE接続はNTTの網終端装置を経由する方式のため、利用者が集中する夜間帯(20時〜23時頃)に速度低下が生じやすいのは事実です。ただし、速度は利用するプロバイダの設備投資状況やお住まいの地域によって大きく異なるため、一概に「遅い」とは言えません。速度の安定性を重視するなら、IPoE対応の固定IPサービス(enひかりのv6プラス固定IPやASAHIネットのIPIP方式)を検討するとよいでしょう。
Q4. IPoE(v6プラス)と固定IPは同時に使えますか?
対応しているプロバイダであれば同時利用が可能です。enひかりでは「v6プラス固定IP」としてIPoE接続上で固定IPv4アドレスを利用できます。ASAHIネットもIPIP方式でIPoE+固定IPの同時利用に対応しています。一方、GMOとくとくBBなどではv6プラスと固定IP(PPPoE)の併用はできないため、サービスごとの対応状況を事前に確認することが重要です。
Q5. 固定IPの無料お試しができるサービスはどれですか?
主要な無料お試し対応サービスとしては、インターリンクのマイIP(最大2ヶ月無料)、インターリンクのZOOT NEXT(最大2ヶ月無料)、ロリポップ固定IPアクセス(最大2ヶ月無料)、かもめインターネット(無料体験あり)があります。いずれも無料期間内に解約すれば費用は一切かからないため、気軽に試してみることをおすすめします。
Q6. 固定IP1個あたりの相場はどのくらいですか?
2026年2月現在、固定IP1個あたりの月額料金はサービスによって大きく異なります。最安はロリポップ固定IPアクセスの月額539円(VPN型)、光コラボ一体型ではenひかりの月額770円が最安クラスです。プロバイダ単独型ではインターリンクZOOT NEXTの月額1,320円(固定IP1個付き)、GMOとくとくBBの月額1,210円(プロバイダ料込み)となっています。おおむね月額500円〜2,000円が個人向けの相場と言えます。
Q7. 10ギガ(光クロス)回線で固定IPは使えますか?
使えます。2025年末からASAHIネットがフレッツ光クロス向けにIPIP方式の固定IPサービスを開始し、enひかりクロスでもv6プラス固定IPが利用可能です。また、インターリンクのZOOT PREMIUMも10ギガ対応の固定IPプランを提供しています。10ギガ環境で固定IPを活用できる選択肢は着実に広がっています。
まとめ|固定IPは目的に合ったサービスで賢く導入しよう
固定IPアドレスは、テレワークのセキュリティ強化、自宅サーバーの公開、ネットワークカメラの遠隔監視、オンラインゲームのNATタイプ改善など、幅広い用途で活躍します。2026年現在は、IPoE対応の固定IPサービスが充実し、「固定IPを使うと遅くなる」という従来の常識が覆されつつある時代です。
総合的に見て、光回線ごと乗り換える余裕があるならenひかり(固定IP月額770円・IPoE対応・縛りなし)がトータルコストで最もおすすめです。今の回線をそのまま使いたいなら、ロリポップ固定IPアクセス(月額539円)やインターリンクのマイIP(月額1,100円)がVPN型で手軽に導入できます。10ギガ環境での固定IPにはASAHIネットのIPIP方式も注目です。多くのサービスが無料お試しに対応しているので、まずは気軽に体験してみてください。

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